2020年度の活動についてご報告します(その③)    関西学院大学で「LGBTQの家族」をテーマに講義しました

 

関西学院大学の人権教育科目「セクシュアリティと人権」~性の「常識」を問い直す~

の1コマで、「LGBTQの家族 親の立場から」を担当しました。

 

連続講座10回目にあたる12月11日にオンライン授業として担当しました。

講義だけでなく、ブレイクアウトルームを使って4人グループで話し合いの時間もとりました。

学生の感想や気づきの一部を紹介します。

 

・子どもにカミングアウトされた親が喪失感や否認、罪悪感などの心理的葛藤を抱えることは新たな気づきになった

 ・当事者だけでなく家族も同じように苦しみ努力していると気づき、家族が受け入れることは簡単なことではないとわかった

 ・当事者だけでなく周りにいる家族へのケアや支援が必要だとわかった

 ・カミングアウトを受けた親がこれほどの葛藤を抱えるのは、それだけ子どもを

深く愛しているという親の愛があるからではないかと思った

 ・家族だけでなく、自分自身がカミングアウトを受けた時にどのように対応すべきなのか思い巡らす機会になった

 

この授業を通しての気づきや学びを周りにも広げていってくれることを願っています。

2021年は公開講座を企画しています。

年明けにご案内しますので、関心がおありの方はぜひご参加ください。