オンライン上映会についての皆様の感想 ~パート2~

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引き続き、『ジェンダー・マリアージュ』を視聴くださった方からの感想をご紹介します。

 

同性婚に否定的であった世論が急速に同性婚支持に変わっていく様子や、法廷でのドラマチックな展開、原告たちの人柄などに引き込まれる内容でした。難しく理解しづらい場面もありましたが、視聴後の森あい弁護士からの映画のポイントの解説は理解する手助けとなりました。

個人的には、同性婚訴訟は自分には関係がないと思っていましたが、結婚・人権・幸福追求というすべての人々に共通する日常を、身近なこととして捉えるきっかけとなりました。

 

 

〇このような訴訟において、保守派の弁護士とリベラル派の弁護士が協力できることに人権に対するアメリカという国の懐の深さを感じました。また、当時LGBTの団体さえ時期尚早と考えていた訴訟という行動に果敢に踏み込んでいった勇気、もしくは人権擁護に対する信念の強さには大変驚きました。

一方、原告となった2組のカップルは普通の市民です。訴訟の期間中、誹謗中傷にあったり何度も瀬戸際に追い詰められたり、長い時間待たされたりと非常に辛い思いをしてきたと思いますが、決して諦めずそれらに耐え抜いたことに感動を覚えました。家族やよき理解者に恵まれていたこともよかったと思います。

人が心の中で自然に思うことを、裁判をしないと認めてもらえないようなことがなくなってくれればよいと思います。

 

 

〇とても興味深い映画でした。ありがとうございました。また最後の森弁護士の説明も、とても分かりやすかったです。またぜひ参加したいです。

 

 

 

たくさんの方が関心を寄せて視聴くださり、とても嬉しく思います。

貴重なご意見本当にありがとうございました!

オンライン上映会についての皆様の感想

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ジェンダー・マリアージュ』のオンライン上映会が終わりました。

ご参加していただいた皆様、ありがとうございました!

上映後の感想をお伝えします。

 

 

〇上映会の開催ありがとうございました。ずっと見たかったドキュメンタリーをおかげさまで見ることができました。

一度認められた同性婚の権利が、CA州というリベラルな州で覆されるという驚きのProp8から(しかもそれ以前に結婚したのが無効になるなんて)の裁判の様子の流れの中で、当たり前の権利が認められるために、いかに多くの人がかかわり緻密な準備がされたかが印象的でした。被告側の理不尽な言い分に腹を立てつつあきれつつ、でもこれが最近の米国で起きたことであることを改めて実感しました。落ち着いた態度で使命を果たそうとする原告側の姿に感動しました。生涯、コーピングをうまくできていると感じながら生きてきたと思っていたが、それ以上のことを本来は望んでよかったのだと気付いたというようなペリー氏の言葉が印象的でした。満足して生きていると思っていた(思うようにしていた)が、本当はそうではなかったという本人の気づきに心を打たれました。裁判の準備中に、反対派よりもLGBT団体からの反対のほうが長引き疲れるといったシーンがあり、ここもとても印象に残りました。

日本でも同性婚のことに限らず同様のことが起こりうるし、米国ほど激しくはないかもしれませんが、起こっている領域もあると感じます(戦う相手を間違ったり)。長い目で見て、権利が奪われる人がいないよう、同じ方向を向いてすすむことの大切さを改めて感じました。いろいろなことが思い浮かび、繰り返し見たいと思いました。

米国裁判の理解が難しい中、解説があったことで助けになりました。

 

 

〇今の日本に期待を持つことはムリだと思っていました、正直に言って。 ですが、今回のドキュメンタリーを観て、もしかしたら日本でも同じこととは言わないが、実現するのかもしれない。と、淡い期待を抱きました。傍観者ではダメだとも感じ、日本の先生方のお力だけでなく、私たちも何か一石を投じられるような行動が必要であり、自分の未来を作るためには努力を惜しまないと言う、強い意志、決意が必要だと強く感じました。

 

 

〇提案8賛成派の証人が、同性婚反対の根拠を明確に主張できなかったのを見て、偏見というものの厄介さをあらためて感じました。

 

 

ブッシュ政権側にいた弁護士が原告に付いたことなど、意外なことを知りました。映画自体も感動しましたが、日本での状況が気になりました。森さんからの説明でよく理解できました。ありがたいです。 裁判のなかで語られていた被告の主張、それに対する原告の切り替えしは、日本で「結婚の自由を全ての人に」を達成するうえでも、とても参考になると思いました。(例えば、同性婚が認められることによって、異性婚者は損害を被らない。)

 

 

〇中学生の娘のお友達が自分がバイセクシャルだということを親が理解してくれないということから、LGBTQ+について家族の間でも話をするようになりました。今回はその娘と一緒に観させていただきました。娘は特に細かい感想は言っていませんでしたが、この映画を友達にも知らせていました。今海外にいるので、日本の若い人たちの動向はわからないのですが、彼女の周りでは、自分たちの性自認を友人同士でシェアし、認め合っているように感じます。こういう新しい世代が出てきているのも、今日の映画に出てきたような多くの人たちが闘ってきたからなのだろうと映画を通じて思いました。また、チャットにも書かせていただいたのですが、私たち日本人は「人権」「権利」への意識がまだまだ薄いと思っています。同性婚の問題、差別の問題、貧困の問題、いじめの問題、、、数々の問題が山ほどありますが、どれもまず「人権」という立ち位置から見るというのは改めて大事なのではないかと思いました。

 

 

〇常に賛否が比例して描写されたため、リアルを感じました。 また婚姻は子孫を残すための道具ではなく、幸福追求権であると強く感じました。 二組の勇気ある声が多くの人を救ったことは、本当に喜ばしいことだと思うと同時に、異性愛の人たちが持つ権利を、どのような性の間でも持つことができる世界を望みます。

 

 

〇自由の国アメリカでも人権問題がある。当たり前のことであるが、これは地球規模の問題なのではないかと思いました。

 

 

たくさんのご意見ありがとうございました。

オンライン上映会についての皆様の感想

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ジェンダー・マリアージュ』のオンライン上映会が終わりました。

ご参加していただいた皆様、ありがとうございました!

上映後の感想をお伝えします。

 

 

〇上映会の開催ありがとうございました。ずっと見たかったドキュメンタリーをおかげさまで見ることができました。

一度認められた同性婚の権利が、CA州というリベラルな州で覆されるという驚きのProp8から(しかもそれ以前に結婚したのが無効になるなんて)の裁判の様子の流れの中で、当たり前の権利が認められるために、いかに多くの人がかかわり緻密な準備がされたかが印象的でした。被告側の理不尽な言い分に腹を立てつつあきれつつ、でもこれが最近の米国で起きたことであることを改めて実感しました。落ち着いた態度で使命を果たそうとする原告側の姿に感動しました。生涯、コーピングをうまくできていると感じながら生きてきたと思っていたが、それ以上のことを本来は望んでよかったのだと気付いたというようなペリー氏の言葉が印象的でした。満足して生きていると思っていた(思うようにしていた)が、本当はそうではなかったという本人の気づきに心を打たれました。裁判の準備中に、反対派よりもLGBT団体からの反対のほうが長引き疲れるといったシーンがあり、ここもとても印象に残りました。

日本でも同性婚のことに限らず同様のことが起こりうるし、米国ほど激しくはないかもしれませんが、起こっている領域もあると感じます(戦う相手を間違ったり)。長い目で見て、権利が奪われる人がいないよう、同じ方向を向いてすすむことの大切さを改めて感じました。いろいろなことが思い浮かび、繰り返し見たいと思いました。

米国裁判の理解が難しい中、解説があったことで助けになりました。

 

 

〇今の日本に期待を持つことはムリだと思っていました、正直に言って。 ですが、今回のドキュメンタリーを観て、もしかしたら日本でも同じこととは言わないが、実現するのかもしれない。と、淡い期待を抱きました。傍観者ではダメだとも感じ、日本の先生方のお力だけでなく、私たちも何か一石を投じられるような行動が必要であり、自分の未来を作るためには努力を惜しまないと言う、強い意志、決意が必要だと強く感じました。

 

 

〇提案8賛成派の証人が、同性婚反対の根拠を明確に主張できなかったのを見て、偏見というものの厄介さをあらためて感じました。

 

 

ブッシュ政権側にいた弁護士が原告に付いたことなど、意外なことを知りました。映画自体も感動しましたが、日本での状況が気になりました。森さんからの説明でよく理解できました。ありがたいです。 裁判のなかで語られていた被告の主張、それに対する原告の切り替えしは、日本で「結婚の自由を全ての人に」を達成するうえでも、とても参考になると思いました。(例えば、同性婚が認められることによって、異性婚者は損害を被らない。)

 

 

〇中学生の娘のお友達が自分がバイセクシャルだということを親が理解してくれないということから、LGBTQ+について家族の間でも話をするようになりました。今回はその娘と一緒に観させていただきました。娘は特に細かい感想は言っていませんでしたが、この映画を友達にも知らせていました。今海外にいるので、日本の若い人たちの動向はわからないのですが、彼女の周りでは、自分たちの性自認を友人同士でシェアし、認め合っているように感じます。こういう新しい世代が出てきているのも、今日の映画に出てきたような多くの人たちが闘ってきたからなのだろうと映画を通じて思いました。また、チャットにも書かせていただいたのですが、私たち日本人は「人権」「権利」への意識がまだまだ薄いと思っています。同性婚の問題、差別の問題、貧困の問題、いじめの問題、、、数々の問題が山ほどありますが、どれもまず「人権」という立ち位置から見るというのは改めて大事なのではないかと思いました。

 

 

〇常に賛否が比例して描写されたため、リアルを感じました。 また婚姻は子孫を残すための道具ではなく、幸福追求権であると強く感じました。 二組の勇気ある声が多くの人を救ったことは、本当に喜ばしいことだと思うと同時に、異性愛の人たちが持つ権利を、どのような性の間でも持つことができる世界を望みます。

 

 

〇自由の国アメリカでも人権問題がある。当たり前のことであるが、これは地球規模の問題なのではないかと思いました。

 

 

たくさんのご意見ありがとうございました。

ドキュメンタリー映画「ジェンダーマリアージュ」オンライン上映会を開催します!

 

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こんにちは!

本日は、10月31日(日)に予定しているオンライン上映会のお知らせです。

ドキュメンタリー映画ジェンダー・マリアージュ

 【映画視聴のあと。Zoomにて森あい弁護士から映画のポイントを解説していただきます】

 

開催日  2021年10月31日(日) ① 13:00 ~ 15:30

                  ② 18:00 ~ 20:30  

 費用    500円(チケットは購入した日時の1回のみ有効)

申し込み  要事前予約

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*お申し込みはPeatixのサイトからとなります。

なお、注文後のキャンセル・日時の変更は受け付けておりませんので、

日程と時間をご確認いただき、ご購入ください。

参加方法については、前日の20:00を目途に参加者にPeatix経由で配信予定です。

↓こちらのリンクよりお申し込みください↓

ドキュメンタリー映画「ジェンダーマリアージュ」オンライン上映会 | Peatix

 

みなさまのご参加お待ちしております!

―『最も危険な年』(2016年)のその後―

「少数者の人権」と「多数者の不安」

                             (2021年7月27日 朝日新聞朝刊より)

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 米国連邦最高裁は2021年6月に、トランスジェンダーの男子生徒に対し、男子トイレの使用を禁じた教育委員会の決定を「違法」と認めた。

この裁判は2015年に提訴され、2016年にオバマ政権が「自認する性のトイレ利用を認めるべきだ」という指針を発表したにもかかわらず、2017年にトランプ政権が発足後、この指針を撤回したために長期化し、約6年越しの訴訟にようやく決着がついた。

 

 控訴審において、原告であるグリムさんが「トイレを敬遠するようになり膀胱炎になった」「遠いトイレしか使用できず、授業に遅れることを余儀なくされた」と認定し、通常のトイレの使用を認めないことで「歓迎されていない」というメッセージを送り、精神的な被害につながったと判断した。

 

 米国では保守的な地域を中心に、トランスジェンダーの人たちのトイレや更衣室の使用を「生まれた時の性」に限定する動きが出ている。一方、グリムさんの訴訟を支援した米自由人権協会(ACLU)によると、こうした学校での規制を違法と判断した控訴裁判断はこれで3例目。性的マイノリティの権利を認める司法判断が、米国で次第に定着しつつある。

オンライン上映会についての皆様の感想 ~パート4・5~

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引き続き、ドキュメンタリー映画「最も危険な年」を視聴くださった方からの感想をご紹介します。たくさんの方が多大なる関心を寄せて視聴くださり、とても嬉しく思います。

 

【その④⑤ 6月27日視聴の方から】

 

〇丁寧なつくりに、この問題に真摯に向き合う力強さを感じた。感情を煽るような過剰な演出がないからこそ、観ている私たちも冷静に状況を捉えられるし、これから同じような事が日本で起こった際にも必ず参考にできると確信する。自分自身を誇りに思う、その事が非常に困難な時代に我々は生きている。絶対に希望は捨てたくない。

 

 

〇作中に登場するトランスフォビアのインタビュー「混乱している人に同情する」「性別は性器と一対」という発言は『異性愛規範』に囚われた考えだと思った。差別する側は簡単に恐怖心を煽るデマを流せるけど、される側は「それは違う」と事例や定義を交えて訴え続けないといけない。作中の長い長い戦いを見て、どのように差別に対抗していくべきかすごく考えさせられた。

 

 

〇最初、議会であった「女装した男性やトランスジェンダーを偽った男性による性犯罪が〜」という発言に対し、確かになあと思ってしまった自分がいた。しかしトランスジェンダーの大人や子供たち、その家族への取材を見て、その論理は全く関係のないものだと気付かされた。後半で警察官の方が話していたように、それはトイレ法云々関わらず犯罪だし、秩序は市民全員が意識して守るものだ。自分はジェンダー問題に関心があって、実際当事者と話す機会にも恵まれていたから、この映画を観ることができたし、沢山共感することができた。しかし、差別する人はごまんといて、人畜無害な多くの市民が知らず知らずのうちに傷つけることもまだまだある。どうしたらそれが根っこからなくせるのか全然分からなくて悔しい。全然整理できていないけれど、とにかく観られて良かった。

 

 

アメリカの状況がよくわかり、大変勉強になりました。日本と比較し、考えさせられました。よい作品でした。

 

 

〇日本でもトランスジェンダーについての同様に誤解した主張がなされています。生きるために必要な基本的な人権の問題だと気づいてほしいと思いました。

 

 

〇根強い偏見があるのだと思うと、暗澹たる気持ちになりました。子ども達の基本的人権が脅かされると思うと、怖くなりました。

 

 

〇近年、日本でも深刻になっているトランスジェンダーを巡る差別と、どう向き合っていけばいいかを考えるヒントを得たいと思い参加しました。様々な立場からの想いが紹介されており、本当の意味での〝みんな”の安全について考えることができる映画でした。ぜひ、現在住んでいる地域で上映の機会を作りたいです。

 

 

〇性被害から守りたい親、適合手術のできない(裸になったときの見た目をかえられない)子供、中絶さえ否定する宗教感、意外と共同体主義アメリカ、トイレと更衣室、考えさせられます。ただ、そろそろどっちかの性にトランスするってこと自体違和感があります。

宇多田ヒカルがノンバイナリーをカミングアウトしましたが、ジェンダーに対して、ニュートラルになる姿勢もあっていいと思います。特に子供達はいったんそこで考えさせてから、トランスしてもいいのかな。自身、トランスだと思ってた時期もありますが、ノンバイナリー(和製英語だとXジェンダーとかクエスチョニング)な自覚のある自分はそう思います

 

 

トランスジェンダーについて、脳に原因がある可能性があるという話が出てきました。これは「女性脳・男性脳」のような非科学的な議論につながるもので、トランスジェンダー現象を生まれつきのものとして捉える議論の仕方は、あらゆる側面において有害であると思いました。どちらの性別も自分にはしっくりこないという、Xジェンダーの人々の存在を不可視化してしまっています。また、米国の話でありながら、有色人種のトランスピープルが登場しないのも問題があるように思います。しかし、そうした欠点を持ちながらも、優れた映画だとは思いました。とりわけ、トランスピープルの存在に疑問を持ち攻撃的になる人々を、敵とみなすのではなく、考えを改めさせることのできる可能性を持つ人々であると強調しているところは印象的でした。これは、実際の運動から勝ち得た事実なのでしょう。

最後に、上映終了後にズームで感想を言い合う場が設けられましたが、私はトランスジェンダー当事者で、声にコンプレックスがあります。とうぜん、聞いているだけ、文章だけで感想を述べることも可能であるという配慮があるものと思っていましたが、そのまま一人ずつ発言するということになりそうだったので、私はすぐに退出しました。(配慮に欠けていたことにお詫びいたします=主催者)

 

 

〇まだまだ勉強不足です。流れる映像が作られた映画のように目に映り、これが現実だと受け止めるのに少し時間を要しました。自分自身当たり前のように使っている公衆トイレが、偏見や差別によって使えなくなるという現実を知り、改めてトランスジェンダーへの理解を広げていく必要があると思いました。

私は地域で子育て支援活動をしています。今回の映画を鑑賞する機会をいただき、今子育てしている親御さんに関心をもってもらえるような働きかけができないか改めて考える時間をいただきました。今この時にもたくさんの子どもたちやその家族が、純粋に自身を守るために周囲の誤解による偏見や差別と闘っていること。しっかりと心に留め、これからの活動を進めていきたく思いました。

 

 

アメリカではLGBTQの方への差別が減り誰もが日本よりも生きやすい法律があり尊重されていると思っていましたので驚きました。自分自身の無知を知りました。誰もがありのままでOKで伸び伸び暮らせる社会にしたいです。

 

 

 

これをもちまして、感想紹介は以上となります。

たくさんのご意見ありがとうございました!

 

オンライン上映会についての皆様の感想 ~パート3~

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引き続き、ドキュメンタリー映画「最も危険な年」を視聴くださった方からの感想をご紹介します。

 

【その③ 6月27日視聴の方から】

〇トランス男性、トランス女性の家族が子どもたちの権利を守るために連帯して、メディア研修を受けて発信し、そして勝った。最後には涙が出てきました。

トランス女性が女性トイレを使うと女性の安全を脅かすというキャンペーンが、日本でも「フェミニスト」を名乗る女性たちによって行われています。(アメリカのように男性が表立って出てきていないように感じますが、トランス女性への攻撃が主にネット上で行われているせいでしょうか?)。とても恥ずかしく怒りを感じています。なぜトランス女性だけがターゲットにされるのか、この“弱者のふりをした攻撃”にどのように対抗していくか、もっともっと学びたいです。

 

 

〇終始、価値観や論点のズレた対話ばかりでストレスだったのですが(ジェンダー性的指向は別、トランスジェンダー≒犯罪者という思い込みによる明らかな差別など)、世の中にあるたくさんの課題に対しての議論も、結局こういった根底に感じられるところからいつまでも抜け出せていないのかもなぁと感じました。映画の最後にあった、ひとりひとりが隣にいる人のことを受け入れ、想う気持ち、それがそのまま素直に波及していけばいいだけなのに…ともどかしく思いました。が、私は2人の子供の親でもあるので、まずは私がこのことについて学び、知人や子どもたちとも常に話し合っていこう、と思います。

 

 

〇真の愛とは、そして、反対派をも愛しようとする気持ちに、胸を打たれました。親として一番大事な仕事、自分自身を愛する力を子どもに与える、まさに至言だと思いました。

 

 

〇身近にトランスジェンダーがいない(いないと思っている)ため、幼少期に自覚をするとか、トイレや更衣室の問題が国をあげての施策であるが、こんなにも深刻であったということが改めて知らされた映画でした。1人1人が自分らしく生きるためにも世界中の人々の理解が必要不可欠であると実感しました。

 

 

〇想像以上に良い映画でした。 自分の持っているバイアスにも気づくことができて得るものが多い映画でした。今回定員オーバーで見れなかった同僚達もいるので、別の機会に見逃した人たちにも配信していただけたらいいなあと思いました。子供に接する機会の多い職業の人にぜひ見て欲しいなと思う映画でした。

 

 

たくさんのご意見ありがとうございました。

次回は、パート4をお届けします。ぜひご覧ください!