オンライン上映会についての皆様の感想 ~パート3~

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引き続き、ドキュメンタリー映画「最も危険な年」を視聴くださった方からの感想をご紹介します。

 

【その③ 6月27日視聴の方から】

〇トランス男性、トランス女性の家族が子どもたちの権利を守るために連帯して、メディア研修を受けて発信し、そして勝った。最後には涙が出てきました。

トランス女性が女性トイレを使うと女性の安全を脅かすというキャンペーンが、日本でも「フェミニスト」を名乗る女性たちによって行われています。(アメリカのように男性が表立って出てきていないように感じますが、トランス女性への攻撃が主にネット上で行われているせいでしょうか?)。とても恥ずかしく怒りを感じています。なぜトランス女性だけがターゲットにされるのか、この“弱者のふりをした攻撃”にどのように対抗していくか、もっともっと学びたいです。

 

 

〇終始、価値観や論点のズレた対話ばかりでストレスだったのですが(ジェンダー性的指向は別、トランスジェンダー≒犯罪者という思い込みによる明らかな差別など)、世の中にあるたくさんの課題に対しての議論も、結局こういった根底に感じられるところからいつまでも抜け出せていないのかもなぁと感じました。映画の最後にあった、ひとりひとりが隣にいる人のことを受け入れ、想う気持ち、それがそのまま素直に波及していけばいいだけなのに…ともどかしく思いました。が、私は2人の子供の親でもあるので、まずは私がこのことについて学び、知人や子どもたちとも常に話し合っていこう、と思います。

 

 

〇真の愛とは、そして、反対派をも愛しようとする気持ちに、胸を打たれました。親として一番大事な仕事、自分自身を愛する力を子どもに与える、まさに至言だと思いました。

 

 

〇身近にトランスジェンダーがいない(いないと思っている)ため、幼少期に自覚をするとか、トイレや更衣室の問題が国をあげての施策であるが、こんなにも深刻であったということが改めて知らされた映画でした。1人1人が自分らしく生きるためにも世界中の人々の理解が必要不可欠であると実感しました。

 

 

〇想像以上に良い映画でした。 自分の持っているバイアスにも気づくことができて得るものが多い映画でした。今回定員オーバーで見れなかった同僚達もいるので、別の機会に見逃した人たちにも配信していただけたらいいなあと思いました。子供に接する機会の多い職業の人にぜひ見て欲しいなと思う映画でした。

 

 

たくさんのご意見ありがとうございました。

次回は、パート4をお届けします。ぜひご覧ください!