『はじめて学ぶLGBTs ~「性の多様性」を伝えるFirst Step~』の皆様の感想

こんにちは!

15日に行った『はじめて学ぶLGBTs ~「性の多様性」を伝えるFirst Step~』に参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

皆様からのアンケートをご紹介します^^

 

 

○2015年の文科省の通知は画期的だと思っていましたが、一般の先生の間では2割ほどしか知られていないことには大変驚きました。文科省もこの実態を踏まえて、通知を出したから良しとはせず、通知の実効性を高めるために学校現場に働きかけてほしいと思います。

学校現場は半数ぐらいの先生しか実情を知らないこと。先生によってLGBTQの理解にばらつきがあること。学校教育の大きな課題だと思います。地域から出来ること日高先生にアドバイスをいただいた事を一歩ずつ取り組んでいきます。

 

○性の多様性の問題は、一人ひとりが自分らしく生きられる世の中にしていくことにつながる課題だと思いました。私は、小学校の教員です。ここ3,4年校内研修で性の多様性について取り組んだり、全校朝会で話す時間をもらって話したり、年間の授業計画を作って校内で提案したりしています。なかなか思うように進まないのですが、今日のお話を伺って、この問題の大切さ、切実さを感じることができ、これからもできることに取り組んでいこうと思いました。

 

○色鉛筆を使って「~らしい色」を考えるDVDは低年齢の子どもにわかりやすい内容でした。保育ルームで働いていた時にピンクの折り紙を使おうとした子どもに「男の子なのに…」と声をかけたスタッフがいたことを思い出しました。大人に刷り込まれた価値観が子どもに影響していると思います。

日高先生の調査結果は積み重ねられているだけに説得力があるものでした。いかに学校現場でLGBTQに関する関りが少なく、結果として悩んでいる生徒を追い詰めていると再確認しました。「いじめ」「不登校」といった教育現場が関わらざるを得ないワードを使って働きかけていこうと思います。

 

○女性相談の相談員です。トランスジェンダーの方のお話しを伺う機会が増えています。「LGBTQ相談窓口」も知ってはいるが、このままここ(女性相談)で話してもいいですか?と望まれ、相談して下さいます。自分が、理解したつもりになっていないかを確認したくて参加しました。また、学校現場でデートDVに関する研修を広めていきたいと考えてもいます。本日の質疑応答のやり取りから、学校や企業でキーになる人にアプローチするヒントを得られました。

 

 

○まさに聞きたかった内容で、新たな知識をいただけて本当に良かったです。特に制服について質問を受けるので、参考になりました。文科省の通達で決まっている内容は、確認して学校の先生方と共有していきたいと思います。また、周りとの違いに初めて気付いたのが平均で14才と多感な時期であることも知ることができ、良かったです。中・高校で性教育をさせていただいており、LGBTsについて講義しています。これからも知識を深めていきたいと思いました。

 

○今まで何となくそうではないかと思っていたようなことが、調査によって客観的に具体的な数字で裏付けられており、大変参考になりました。これからも縦断的に調査を続けていただきたいと思っています。

 

たくさんの貴重なご意見ありがとうございました。

次回の活動は、ブログやTwitterでお知らせしますのでまたチェックしてください。